クマです(宣言)。
もう霊長類を名乗るのはやめようかと思います、制服ぼたんです。
春はどこに行った・・・2月から6月まで、音速で過ぎていったよ・・・?
いつもどおり、寝起きのイベント参加告知&新刊案内です。
ラブコレクション in Summer 2013
6/16(日) 東京流通センター
サークル名 : 合肥のあたり。
ジャンル : 三国恋戦記 仲謀×花 小説オンリー
配置 : き15
<新刊内容>
題名 「君が扉を開くまで」
サイズ A5 38P
価格 400円(予定)
本文サンプルは「続きを読む」でごらんください。
いつもどおりの制服クオリティで、仲謀がいじられてます。
甘さは・・・・・どうでしょうね・・・・・(遠い目)
もう霊長類を名乗るのはやめようかと思います、制服ぼたんです。
春はどこに行った・・・2月から6月まで、音速で過ぎていったよ・・・?
いつもどおり、寝起きのイベント参加告知&新刊案内です。
ラブコレクション in Summer 2013
6/16(日) 東京流通センター
サークル名 : 合肥のあたり。
ジャンル : 三国恋戦記 仲謀×花 小説オンリー
配置 : き15
<新刊内容>
題名 「君が扉を開くまで」
サイズ A5 38P
価格 400円(予定)
本文サンプルは「続きを読む」でごらんください。
いつもどおりの制服クオリティで、仲謀がいじられてます。
甘さは・・・・・どうでしょうね・・・・・(遠い目)
君が扉を開くまで 「旅への扉」より
戦勝と帰還を祝う宴で酔って兵士にからみ、俺の酒が飲めないのかとおどしたあたりで、とつぜんあらわれた花に頭から酒をあびせられた。
花は不手際をけんめいに謝り(兵士をかばおうとしたらしい。あんなさえない一平卒ごときを!)、まわりにいた兵士たちもこぞって花を助けようとしたので、仲謀も事故だとすぐにみとめたが、かんたんに許してやるのはしゃくだったので、荒っぽく花を引きたててその場を離れた。
それから髪を洗わせて、すこし話を――戦のことでも荊州のことでもなく、しごく他愛もないことをぐだぐだと話した。
酒と井戸水に濡れた髪を夜風にさらしたままの仲謀へ、花は遠慮がちに、あれこれと声をかけてきた。
『そのままだと風邪をひきますよ?』
『でも、仲謀さんもじゅうぶん子どもらしいですよね、性格とか……』
腰は低いくせに、いちいち言うことが生意気で、やっぱり腹のたつ女だ――そう思いながらも、仲謀は花を追い払ったりせず、酔いがさめるまで側に置いた。
なぜ?
(……知るかよ、そんなこと)
「誘いの扉」より
落ち着け。君主たるもの、つねに冷静に、慎重に。
感情のまま、かんたんに事態を判断してはならない。それは先の烏林の戦でも、合肥の戦でも、身にしみて思い知っていることだ.
(……だいたい、予想外すぎるだろ、こんなの)
なにしろ花は――あのはしたない服で外をうろついても平気、男に声をかけられても呑気、ふたりで野宿しても熟睡、告白するまで自分の好意にちっとも気付かなかった(あんなに構ってやったのに!)ほど鈍感な、「あの」花なのだ。いくら恋仲の男ができたとはいえ、たった数日で、色恋に積極的になるというのは、ちょっとおかしくはないだろうか?
思えば「ふたりきりになりたい」と言ったときの花の様子は、すこし変だった。つやめいた台詞にあわててしまったが、花の表情はむしろ憂いがちで、頬も青ざめ、仲謀を見つめた瞳にも、恋の甘さや熱ではなく、どこか苦しげな陰が宿っていた。
まるで何か、悲愴な決意でも固めたかのように。
戦勝と帰還を祝う宴で酔って兵士にからみ、俺の酒が飲めないのかとおどしたあたりで、とつぜんあらわれた花に頭から酒をあびせられた。
花は不手際をけんめいに謝り(兵士をかばおうとしたらしい。あんなさえない一平卒ごときを!)、まわりにいた兵士たちもこぞって花を助けようとしたので、仲謀も事故だとすぐにみとめたが、かんたんに許してやるのはしゃくだったので、荒っぽく花を引きたててその場を離れた。
それから髪を洗わせて、すこし話を――戦のことでも荊州のことでもなく、しごく他愛もないことをぐだぐだと話した。
酒と井戸水に濡れた髪を夜風にさらしたままの仲謀へ、花は遠慮がちに、あれこれと声をかけてきた。
『そのままだと風邪をひきますよ?』
『でも、仲謀さんもじゅうぶん子どもらしいですよね、性格とか……』
腰は低いくせに、いちいち言うことが生意気で、やっぱり腹のたつ女だ――そう思いながらも、仲謀は花を追い払ったりせず、酔いがさめるまで側に置いた。
なぜ?
(……知るかよ、そんなこと)
「誘いの扉」より
落ち着け。君主たるもの、つねに冷静に、慎重に。
感情のまま、かんたんに事態を判断してはならない。それは先の烏林の戦でも、合肥の戦でも、身にしみて思い知っていることだ.
(……だいたい、予想外すぎるだろ、こんなの)
なにしろ花は――あのはしたない服で外をうろついても平気、男に声をかけられても呑気、ふたりで野宿しても熟睡、告白するまで自分の好意にちっとも気付かなかった(あんなに構ってやったのに!)ほど鈍感な、「あの」花なのだ。いくら恋仲の男ができたとはいえ、たった数日で、色恋に積極的になるというのは、ちょっとおかしくはないだろうか?
思えば「ふたりきりになりたい」と言ったときの花の様子は、すこし変だった。つやめいた台詞にあわててしまったが、花の表情はむしろ憂いがちで、頬も青ざめ、仲謀を見つめた瞳にも、恋の甘さや熱ではなく、どこか苦しげな陰が宿っていた。
まるで何か、悲愴な決意でも固めたかのように。
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ごくふつうの乙女ゲーマーです。
ごくふつうにNLカポーが好きです。
日々ウケと笑いをねらって生きてます。
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